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2012年6月26日 (火)

ブルベ600k試走 復路

さて、いよいよ復路に突入です。次のPC6までは小さなアップダウンをくりかえしながら、全体的にゆるい登り勾配です。

103 ←スタートしてすぐに「I塚さん」にちぎられてしまう(T_T)

105 ←右前方には、まだ雪が大量に残っている「月山」の姿が! まだ、あんなに雪があるとは、びっくり。

暗くなってゆく中、走りやすいN287を走って、29km地点から、いよいよ「村山西部広域農道」へ向かいます。

その直前、先に行ってるはずのI塚さんが後ろから来ましたよ! 「えっ、どこに居たんですか?」って聞いたら、途中のコンビニで水を買っていたのだとか^^;

109 ←この農道には「熊」が出るというpokkyさんからの情報があったので、ここからは2人で走ることに合意。 N287から農道までが真っ暗だし、くねくねしていて合ってるのか不安だったけど、だいたい「道なり」でOK。

この広域農道は、山の中腹を走る水平道で、かなり下に「長井市」の明かりが宝石をちりばめたように輝いて見える

それはいいんだけど、23kmもあって、真っ暗で人家も無く、交通量もほとんど無く(車は2台ぐらいしか会わなかった。車よりも狸や狐にあう確率のほうが高い)、なんだか凄く怖い(>_<)

熊にあわないよう、2人で「大声」で話をしながら走りました。あそこを1人で走るのは、やだな~。

だいたい、対向車ですら、私たちのライトを見て、ブレーキ踏んで確認してるのがわかりましたからね~。何だと思ったんでしょうね^^;

後半になってI塚さんの眠気がひどくなり、できるだけ話しかけて覚醒させようとしても、マイクロスリープが来てるのが分かる状態。

110 ←なんとかもちこたえて、PC6の「セブン飯豊椿店」に到着。

広域農道からここへ入るには、この手前の「飯豊町役場」の看板が大きくて良い目印になります。

時間の余裕は1時間30分ほどあるけど、この先が「大峠」の難所なので、のんびりは出来ない。

2人とも、ライトの電池を交換して、即出発。

ここから約20kmはほぼ平坦。 I塚さんが先行して行き、まもなく「尾灯」も見えなくなった。

20km地点から37km地点の大峠トンネルまでが登りになる。

登りにかかった所で、前方からブルベ走者らしい「明かりが」降りてくるのに遭遇。 誰? 宮城発の試走者の「S藤」さんだろうか? でもコースがここは通過しないはずなのに???

112_2 ←なんと「pokky」さんでした!

こんな真夜中の山道へ再度の応援に来てくれたとは、感謝感激<(_ _)>

話しながら登っていると、後方にI塚さんらしき明かりが! どこかで抜いてしまったらしい。 仮眠していたのかも。

pokkyさんのライトがすごく明るい。聞いたら「キャットアイ」の新製品らしい。 光の束も手前から遠くまで広がっていて、最高!今度買う時は、これにしよう。

「大峠トンネル」までの登りが長い!

途中で時間切れで、pokkyさんは帰って行かれた。 深夜までの応援ありがとうございました<(_ _)>

別れ際「トンネルまでもう少しですから」っておっしゃってたけど、なんのなんの、いくら登ってもトンネル出てきませんけど・・・・。

113 ←「もうだめだ」と思い始めた頃になって、やっとつきました「大峠トンネル」。

そうか~、pokkyさんの登りの速さなら、ここまで「すぐ」なんですね~。 私が「遅すぎ」だったことが判明(^_^;)

このN121は交通量、ものすごく少ない。ここまで登ってくるうちに会った車は4~5台のみ!

114 ←トンネル内部はこんなかんじ。 明るいし、静か。ここまでが登りだったので、中は登り勾配なのに平地に感じる。

後ろを振り返るとI塚さんらしい明かりが見える。 が、やがてその明かりが見えなくなってしまった? 仮眠?

115 ←全長約4kmもあるので、途中で県が変わる。 長い長い、延々と続き、このまま一生トンネルから出られないんじゃないかと思うくらい長い!

来る前は、ここの交通量が多かったらやだな~って思っていたけど、4km走る間、1台も車来ませんでした(゜o゜)!

トンネルを出ると、長い下り。 ものすごく寒い!ヤッケ2枚着てるのに寒さで腕が震え、ハンドルも震えて危険。 でも車が来ないからバンバン飛ばします!

117_2 ←道の駅「喜多の郷」の先の農道の入り口は、暗くてわかりづらいですが、道の駅の入り口の先150mくらいの所に1車線幅の十字路があって、そこを右折するとすぐ先左側に、この標識が出てきます。

寒さで震えながらPC7の「ファミマ喜多方桜ヶ丘店」に到着(AM2:17) すぐにI塚さんも到着。

あまりの寒さに、時間的な余裕は無いんだけど、ここで暖かいカップめんを食べました。 寒さで、写真撮り忘れ<(_ _)>

この先にはキツイと言ううわさの「取上峠(桜峠)」があるので、2人で協議。 

I塚さんは眠くてだめなので「へばなさん、私にかまわず行ってください」ということになり、私も「時間内に着けるかどうかわからないけど、やるだけやってみます」と言って、出発!

なんだか、山登りで、遭難者を置き去りにして救助を呼びに行くような感じ・・・・。 寒さと疲労で、「八甲田山死の彷徨」っぽくなってきた。

「大塩磐梯温泉街」を抜けると、いよいよ峠への登りが始まる。

ふっと後ろを振り返ると、遠くにI塚さんのライトが見える。お~、大丈夫らしい、一安心。

118 ←夜明けの峠を必死に登る。ここで膝や腰がダメになってもいいから、とにかく次のPC8までは時間内にたどり着きたい。

斜度もきつい所があったけど、とにかく頑張りました!

120 ←登坂車線があるところはキツイ。 寒いけど何とか間に合いそうだ。

あとは心配は「パンク」のみ。 「どうかパンクしませんように」と祈りながら飛ばして下る。

121 ←で、今朝も通ったPC8「セブン猪苗代若宮店」に到着。何とか間に合ったけど、余裕は20分ぐらいしかない。

朝もやのなかにそびえる磐梯山の方向にI塚さんの姿を探すが、なかなか見えて来ない。 時間が無いので、見捨てて出発。

ここから次のPC9まではほぼ平坦なので、時間を稼げるはず。

が・・・着いたのがAM7:30ちょっと前。ここまでに、最低でも1時間以上の余裕がほしかったのに、40分ぐらいしかない。 がっくり!

いそいで買い物をする・・・・が、この「セブン北会津中学校前店」は小さいのに、やたらお客で混んでおり、レジにも行列が!

缶コーヒーと飴だけ手に取り、即レジに並ぶ。 時間が無い。

やっと私の前のおじいちゃんの番になった。ビールとか牛乳とか、いろいろ買ってる。レジのおばさんが「982円です」とか言ってるのに、なかなかお金を出さない。

「早くしてよ~」って思いつつ見てたら、なんとおじいちゃんはそれを全部「10円玉」で払い始めた!まじ!

レジ台の上は、10円玉でいっぱいに。

それをレジのおばさんが数え始める「1枚~2枚~・・・」

おいおい、ここは「番町皿屋敷」かいなぁ~。 お願いしますよ。

レジのおばさんが数えてる最中に、おじいちゃんが「後何枚だい?」などと聞くもんだから、おばちゃんは途中で分からなくなっちゃって「もう一度数えますね」なんて言ってるし・・・・・。

その間にも、私にとって貴重なお時間がどんどん過ぎてゆく(T_T)

1分を惜しんで、あの「取上峠」で膝も腰も折れよと踏み込んだ、あの苦労がこうしておじいちゃんの10円玉によって無残にも無に帰してゆくのでありました。

何度か数えなおしの後、やっと私の番に。 さらに、ブルベでここをPCに使います旨のお知らせをレジのおばちゃんにして、出きた時にはかなり時間がたってました(T_T)

この先には「大内宿」への「氷玉峠」があり、その先にも2つ登りを越さなければならないことを考えると、ちょっと無理かな~って弱気になっちゃいました。

125 ←で、ここから「大内宿」への登り。なんだか、ものすごく暑い。

127 ←斜度はこんなものなので、それほどではないと思うんだけど、足に力が入らない。 腰も痛い。 いままで痛くなったことの無い「お尻」まで痛くてダメだ。 どうやらママチャリのやわらかいサドルにはレーパンは合わないみたい。 今回かっこつけてレーパンなど履いてきたのは失敗。 やはりブリーフでいいんだな~。

126 ←もう「完走」はほぼ諦めちゃってるので、「押し」が出ちゃいました。「取上峠」を登った時のあの根性はどこへ行ってしまったのだろう?

128 ←タラタラ登ってるので、なかなか距離が縮まらない。天気は最高なんだけどね~。

129 130 ←このあたりから下りになります。

134 ←こんな表示があるけど、車はたまにしか通過しない。 朝だからかな?

131 135 ←大内湖。ここにこんなに大きなダム湖が有るなんて知りませんでした。

136 137 ←大内宿の入り口にあった、水場。 のどが渇いていたので、大助かり。 以前山の水を飲んで下痢して倒れ、救急車で運ばれてから、こういう水は飲まないことにしてるんだけど、ここのは大丈夫そうだ。

138 ←大内宿の駐車場は朝から一杯だ。 スカイツリーのように、新しい所に来るのならわかるけど、江戸時代の風景をこんなにたくさんの人が見に来るなんて、やはり古いものには何か人に訴える物があるんでしょうね。

見て行きたい気持ちもあったけど、汗臭いからだで人の多いところを歩くのは迷惑だろうと思い、やめました。

140 ←大内宿の先で、「昭和 中山」方面へ右折。ここから2つの山越えのはずだったんだけど、たいした登りは無く、ほぼ下りでした。

141 ←その途中にあった巨木。 この大きさにはビックリ! この頃には、もう完全に「観光モード」になっちゃってます(^_^;)

143 ←くだりの途中に工事区間もあったけど、問題なく通れました。

144 ←ここにも水場が。 このへんは、美味しい水なのかな?

会津鉄道を渡るとN121に入るんだけど、ここは左が崖で路肩が狭いし交通量も多く、トンネルも2箇所ほどあるので、注意が必要。

N121に入った所から約2kmほど先の左側に「ファミマ」がありました。

145 ←会津田島の街中に展示されていた「大屋台」。「田島祇園祭」(国の重要無形文化財)で使用されるそうです。

この先の「セブン」からS籐代表とI塚さんに「タイムアウト」のTELを入れようとしたんだけど、つながらず。

S藤代表は帰国直後でお疲れなのかもしれないし、I塚さんはそのうちに追いついてくるだろうと思っていたので、それ以後は連絡は取りませんでした(このことが、皆さんにご心配おかけする原因になろうとは、全然思いつきませんでした<(_ _)>)。

146 ←猛烈な暑さの中を走り続けて・・・・

PC10の「ヤマザキ会津高原店」で、ブルベでここをPCに使わせていただきます旨のお話をする。

148 ←台風が来たわりには、ほとんど干上がってる「五十里ダム」。 どうしたんだろう?

151 ←「鬼怒川」を抜けたあたりから「雨」が降り出した。止みそうもないしカッパはもって来てないし、「轟工業団地入り口」から先のルートは何度も使用されてるので試走しなくても大丈夫だろうと思い、そこから「今市」へ抜けて、直帰しちゃいました。 663kmでした(森林公園までの自走含む)。

途中、たくさんの方の「応援」ありがとうございました。 残念ながら「タイムアウト」になってしまいましたが、なかなか走りがいのあるコースで、車の少ない道を選んであり、良いと思います。

30日~1日の試走第2弾も、頑張ってくださいね!

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コメント

過酷きわまる試走でしたね。
復路の方が獲得標高差が厳しいうえに、疲労や睡眠不足を考慮すると往路より格段に難度が高いのでしょう。
結果は残念でしたが、コース情報の収集というミッションは完璧に遂行されて、本当に頭が下がります。

今週末は、私の番です。へばなさん、I塚さんをお手本としながら任務遂行する所存です。

投稿: yama | 2012年6月26日 (火) 21時12分

へばなさんはやっぱり凄い!
あの自転車で正確に時を刻むように600キロ以上走るのですから。

それにしても自転車仲間って気持ちいい人ばかりですね。
pokkyさんはその典型人なのかな。
夜中でも自走で応援ですから。

自分も400キロで「鷹さん」のサプライズ応援を頂いたお陰で精神的に余裕が出来たのを思い出しました。


投稿: ロンリーH | 2012年6月26日 (火) 21時44分

yamaさんへ
私たちはDNFでしたが、yamaさんたちは頑張ってくださいね(^_^)/

往路が向かい風でないことを祈ります! 天気は、何とか大丈夫みたいですね。

復路の大峠トンネルからの下りが寒いですから注意してください。 それ以外のところでも、下りはかなり寒かったですよ。

投稿: へばな | 2012年6月26日 (火) 22時00分

ロンリーHさんへ
そうなんですよね。自転車やってる人って、皆さん良い人ばかりです。

あの真夜中のpokkyさんには、こちらがビックリしちゃいました。 でも、さびしい峠を一人で登っていたので、とてもうれしかったです(^_^)v

投稿: へばな | 2012年6月26日 (火) 22時03分

10円玉攻撃でタイムアウトですかぁ?
残念でしたね。
昨年の宇600よりパワーアップしてますね、このコース。桜峠を登ったらまた会津盆地に下りなくてもいいと思うんですけどね。それに、氷玉トンネルへの道って会津ヒルクライムのコースじゃないですか。
折角の情報ですので、7月7日は敵を取ってきますかね。(返り討ちの予感大)

お疲れ様でした。

投稿: ふつうのパパ | 2012年6月26日 (火) 23時33分

本日は“へばなさん”のニオイを探しながら、寒河江を通過してきました。車で行っても遠いと思いましたから、“ワイフ君”に“へばなさん”たちはここまで自転車で来て戻ったんだと教えたら、すっかりあきれていました。
“へばなさん”の報告は、わたしの想像をはるかに越える凄まじさです。結果は口惜しいですが、きっちりと仕事をなさった“へばなさん”はやっぱりすごい人です。わたしから敢闘賞を差し上げます。

投稿: koji | 2012年6月27日 (水) 00時33分

お疲れさまでした。

さて,今週は頑張ります。天気は心配なさそうですね。せっかく,雨のメモ用に耐水ペーパーのメモ帳とか油性ボールペンなどを調達したのですが。^^;

まだ,何も準備してなくてちょいと焦ってます。

投稿: なでら男 | 2012年6月27日 (水) 06時24分

ふつうのパパさんへ
あの10円玉攻撃には参りました(^_^;)
でも、あそこまでに時間をかせげなかったことで「だめかなぁ~」って思っちゃいました。

ぜひ「敵」をとってきてくださいね! 天気が良いことを祈っています(^_^)/

投稿: へばな | 2012年6月27日 (水) 11時14分

kojiさんへ
「敢闘賞」ありがとうございます! これも皆さんの「応援ライド」のおかげです。

「村山市」へ行かれたのですね。時間に追われるブルベではなく、のんびりと福島や山形方面のツーリングがしてみたくなりました(^^)

投稿: へばな | 2012年6月27日 (水) 11時20分

なでら男さんへ
天気がもちそうで良かったですね。400kの時のような雨ではね~^^;

しっかり見て来たようでも、意外に「見落とし」ってあるものなので、試走第2段でそのところ、よろしくお願いいたします。

投稿: へばな | 2012年6月27日 (水) 11時26分

試走おつかれさまでした。

くわしいレポート、ありがとうございます。

私は、先日の400kmで初めて「試走」を体験しました。

しかし「試走」とは言っても、前の週に走られた方のレポートのおかげで、相当に助かっております(こういってはなんですが、晴れていたので本番当日より助かったかも・・・)。

今回も助けていただいて、なんだか申し訳ないようでもあります。

へばなさんがタイムオーバーと知り、迷っていたのですが、目標の「実用車で600km」に挑戦してみます。

「単独夜間走行」と「動物との遭遇」に関しては、かなり鍛えているつもりですが、復路の農道は、かなり強烈なようなので気を付けます。

安全第一で頑張ります!!!

投稿: K田 | 2012年6月27日 (水) 19時44分

K田さんへ
やはり「実用車」で行かれますか! 400kを完走してますから、たぶん大丈夫だと思いますよ、頑張ってくださいね(^_^)/

実用車の大きな「ベル」は熊よけ鈴の代わりになりますから、鳴らしながら走ると良いかも。

当日の気温によっては、くだりの「寒さ」対策も十分にされた方が良いですよ。

投稿: へばな | 2012年6月27日 (水) 19時57分

あらためてお疲れ様でした

・ゆっくりレポ拝見させて頂きました、区間別に見ると走ってみたい素晴らしいルートですが繋がると厳しいルートですね、夜も怖そうで

・へばなさんの激走も凄いけど応援隊も最強で素晴らしい!

投稿: 鹿沼のあにさん | 2012年6月27日 (水) 21時37分

鹿沼のあにさんへ
・そうなんですよ、福島や山形方面は、車も少なく、景色もよく、のんびり走るには最高なんですが、ブルベでは時間制限があるので、ゆっくり見られないのが残念です。

・今回は「応援隊」がたくさん居てくれまして、ほんとうにありがたかったです。 2人だけでの600kは、寂しすぎますからね~(^_^;)

投稿: へばな | 2012年6月27日 (水) 23時04分

試走業務お疲れ様でした。
時間内に完走出来なかった事は残念ですがルートの下調べをやりながらでは致し方ないですね。いまさらながらでは有りますがこのようなご尽力有ってこそのブルベなので本当に感謝です。

投稿: pokky | 2012年6月29日 (金) 10時32分

pokkyさんへ
いえいえ、DNFしちゃったのは、ひとえに「力不足」のせいでして。 もうちょっと「根性」を入れて走れれば、間に合ったのでしょうけど・・・^^;

昼間と夜中と、2度にもわたっての「応援ライド」、ほんとうにありがとうございました。大いに勇気づけられました(^_^)/

投稿: へばな | 2012年6月29日 (金) 11時52分

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